
島人の想いの結晶を、未来の道標に。
『島風の記憶と希望』は、島々の貴重な文化と、そこに根を下ろして生きる人々の営みに深い敬意を表し、その真正な価値を記録する専門メディアです。
私たちは、島の記憶を単なる「情報」としてではなく、島人の祈りと暮らしの息吹が宿る「想いの結晶」であり、次世代の未来を照らす「道標」として捉えています。
誠実な記録を通じて、島独自の精神性を広く伝え、未来へとつなぐ架け橋となること。それが、私たちの担う公共性であり、静かなる決意です。
「記憶」とは「過去」のこと。在りし日の記憶、過去の記録です。
「希望」とは「未来」のこと。伝統行事・祭祀、お祭り、芸能などの告知・案内です。
「島風」とは、島人であり、取材者であり、“誰かの想い” のことです。
島風が島々へ渡り、集落や地域をホロホロと歩く。
そこで出会った島人の想いとともに、島唄や伝統行事を取材し、そこにある「記憶」と「希望」をお伝えします。
島々の文化を伝える専門メディア『島風の記憶と希望』
運 営:合同会社ジョートー 〒901-0154 沖縄県那覇市赤嶺1-1-8 -702

メインコンテンツ『恋ししまうたの風』
『恋ししまうたの風』は、当メディアのメインコンテンツです。
『沖縄の島唄巡り 恋ししまうたの風 ~ 南の島々のウタを訪ねて ~』は、ウタ(島唄)が生まれたシマを訪れ、ウタの意味と背景、そして島人の想いを紐解く連載です。
完全ノーカット編集なし! ありのままの姿を伝える映像
『恋ししまうたの風』はひとつのウタを「文」「写真」「映像」の3つで構成しています。
撮影は、ウタが生まれた島を訪れ、すべてその島で記録・撮影しています。
取材・収録するのは、その島で生まれ育ち、島に根を下ろし、現在も島で生活している島人たちによる島で唄い継がれている “島式” のウタです。
たった1台の定点カメラが捉えた映像には、海辺では強く吹き付ける風の音が入り、撮影中に島人が訪ねて来るなどの予期せぬ出来事が起きる場合もあります。
しかし、撮り直しは一切行いません。
その瞬間の島風と雰囲気、ありのままの島の匂いを感じていただきたい。
その想いから、
映像はすべて “完全ノーカット” かつ “編集をいっさい行わない”
ことをモットーにしています。

2011年からはじまった『恋ししまうたの風』のあゆみ
『沖縄の島唄巡り 恋ししまうたの風 ~ 南の島々のウタを訪ねて』は、かつてJTA(日本トランスオーシャン航空)が運営していた沖縄の観光情報サイト『美ら島物語』のなかで、島唄連載コンテンツとして2011年から2016年まで連載されていました。
『美ら島物語』は惜しまれつつも17年の役目を終え、2018年にその幕を閉じました。
こうして『恋ししまうたの風』も、ウェブ上から姿を消すこととなりました。
二度と読めなくなってしまった “幻の島唄連載” を当メディアにて復活させ、2025年から連載を再開しました。
※ 本連載における選曲から取材・撮影・執筆まで、そのすべてを当メディアの安積美加が担当しています。
メディア趣旨
島風に乗せて、それぞれの島の匂いと、島人の想いをお伝えいたします。
1.おもに沖縄県内の島々に伝わるウタ、伝統行事・祭祀、民俗芸能を中心とした記憶と記録を紐解き、お届けいたします。
2.『沖縄の島唄巡り 恋ししまうたの風 ~ 南の島々のウタを訪ねて』(島唄連載)を中心に、埋もれてしまった過去の記事(記憶)に再び光を当て、蘇らせます。
3.「残したい」「伝えたい」と感じたモノ・コトを写真やエッセイに綴ります。

1.おもに沖縄県内の島々に伝わるウタ、伝統行事・民俗芸能を中心とした取材記録
南西諸島の島々に伝わるウタ、伝統行事・民俗芸能、歴史・文化、いわゆる民俗的なモノ・コト、ヒト・トコロを中心とした記憶(記録)をお伝えします。

2.失われた記事の復活 ~ 島唄連載『恋ししまうたの風』を中心に
沖縄の島唄巡り 島唄連載『恋ししまうたの風 ~ 南の島々のウタを訪ねて』はかつて、沖縄の観光情報サイト『美ら島物語』にて2011年~2015年まで38のウタを連載ご紹介してきました。
しかし、2018年、時代の流れとともに役目を終えたサイトは幕を下ろしました。
サイトの消失にともない、いくつもの取材記事が埋もれてしまいました。

宮古諸島、八重山諸島、与那国、波照間、たくさんの離島に足を運びました。
その島で生まれ育ち、島で暮らしを紡ぐ島人たちに、生まれ島のウタを唄っていただきました。
想いを語っていただきました。
失われた記事には当時の島人たちの想いがたくさん詰まっています。
記憶として残しておきたい、当時の記録として残すべき、との想いで当メディアを立ち上げることにいたしました。
島唄連載「恋ししまうたの風」および伝統行事など、失われた記事を復活させていきます。
また「恋ししまうたの風」の続編を当サイトで再スタートして参ります。
3.「残したい。伝えたい」を徒然と

カテゴリ紹介(『島風の記憶と希望』の歩き方)
【カテゴリ紹介】
1.沖縄の島唄巡り『恋ししまうたの風』 ・・・ 当メディアのメインコンテンツです。
ウタ(島唄)が生まれたシマを訪れ、そのウタと背景、島人の想いを文と写真と映像でお届けいたします。
2.伝統行事と祭祀 ・・・ 古くから受け継がれてきた伝統行事や、厳粛な祭祀を中心とした祈りの記憶(記録)です。
3.島々の日常と文化 ・・・ 島々の暮らしに根ざした文化の多角的な記憶(記録)です。
食文化、工芸、現代のまつり、自然など、日々の営みの中にある豊かさと風土をたどります。
4.行事予定・お知らせ ・・・ 伝統行事・祭祀、祭りなどの予定と当メディアからのお知らせです。
■ 伝統行事と祭祀の2と3のカテゴリ分けについて
神様・先祖への祈りが柱 → 2.伝統行事と祭祀
人間が楽しむことが主体 → 3.島々の日常と文化
琉球弧をつなぐ、2羽の翼 ~ ロゴに込めた想い ~
南西の海を越えて見つめ合う2羽は、私たちが大切にする “島々の絆” の象徴です。
右は、奄美大島の深き森に息づく天然記念物「ルリカケス」。
左は、先島諸島の島唄のモチーフとなった 「アオバト」。
北の奄美から南の先島へ。
自由に空を駆け巡る鳥たちのように、
私たちも「島・ウタ・文化」をたずさえ、
島人の想いとともに、琉球弧の「記憶」と「希望」をつなぐ架け橋でありたい。
このロゴには、そんな私たちの静かなる願いが込められています。
島々の文化を伝える専門メディア『島風の記憶と希望』
編集長:安積 美加(あさか みか)