島唄連載復活 – 島式「小浜節」【映像】先行公開
『島風の記憶と希望』を訪れていただき、ありがとうございます。みーはいゆー。
島唄連載『恋ししまうたの風』が、「第39回 正月エーグ」(多良間島)2016年の収録から9年の歳月を経て復活します。(ただいま順次、幻の過去記事を復刻掲載しております。 ▶ 『恋ししまうたの風』連載トップページ)
連載復活を記念すべき第40回は、小浜島で生まれた「小浜節」です。
八重山の名曲「小浜節」(島式)の映像を先行公開いたしました。(第40回の記事は現在執筆中)
島式「小浜節」
唄三線:松原空飛さん
【収録】2025年11月19日(水)/小浜島(沖縄県八重山郡竹富町小浜)
14年越しの収録 小浜島で島式「小浜節」
小浜島の「小浜節」は、2011年(第3回)に取材させていただきました。
しかし、取材に伺った当時は島でご不幸があったため島中が喪に服されており、「小浜節」を唄っていただくことは叶いませんでした。
2011年、唄が収録できなかった当時の記事 ▶ 「第3回 小浜節」
2011年から14年の歳月を経た、2025年11月。
小浜島の唄い方である“島式”の「小浜節」の収録が叶いました。
唄ってくださったのは、松原空飛(そらと)さん。
小浜島で生まれ育ち、現在小浜島に根を下ろして生活を営む小浜島人です。

撮影場所は小浜島、松原さんの牛小屋です。
窓の向こうには草を喰む牛たちの後ろ姿が見え、ウタの合間にときおり小浜の牛たちの鳴き声が聞こえてきます。
小浜島発祥の「小浜節」は、「工工四」(教科書)通りの一般的な唄い方と、小浜島で古くから唄い受け継がれてきた「島式」という二つの流れがあります。(詳しくは「第3回 小浜節」をご覧ください)
『恋ししまうたの風』のこだわりは、ウタが生まれた島で紡がれてきたウタを、その島で暮らす島人に唄っていただくこと。
島に吹く風の音、牛の鳴き声も含め、島の日常に溶け込むありのままの息遣いと、島人の想いが込められた「島本来のウタ」を大切にしています。
もちろん、空飛さんには島式の「小浜節」を唄っていただきました。
小浜島の島人だからこそ唄うことができる “島式” の「小浜節」。
「編集なし、ノーカット一発撮り」だからこそ伝わる島唄が持つ力。
小浜島人・松原空飛さんの唄三線と、ありのままの小浜島の島風をお楽しみください。
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