はじめて伺った志多伯公民館での再会と出会い
初めて伺った志多伯公民館で、嬉しい再会と驚きの出会いがありました。

嬉しい再会は、実演家・神谷武史(かみや たけふみ)さん。
お互いうろ覚えでしたが、神谷さんとは昨年2023年2月、那覇文化芸術劇場なはーとで開催された「継承のつらなり~ 時代の間に残された歌 ~」のシンポジウムでご一緒させていただきました。
志多伯ご出身の神谷さんは、八重瀬町の民俗芸能の保存・継承に貢献ご活躍をされているようです。今回はご挨拶だけでしたが、ゆっくりお話を伺える機会があることを願っています。

驚きの出会いは、志多伯の獅子を手掛けた「彫刻工房 木像」の仲宗根正廣(なかそね まさひろ)さん。
彫刻・獅子工である仲宗根さんは、久米島兼城の獅子も作製されたとのことでした。
私が大変お世話になっている思い出深い久米島兼城の獅子の製作者さんと思いがけずお会いできたことに、とても喜ばしく嬉しくなりました。
仲宗根さんからは、うーまくーだった幼少時に彫刻家・山田真山氏と一期一会の出会いがあったこと、仏師として修行中のお話など、たいへん興味深いお話を伺いました。
師匠・水戸岡伯翠氏から学んだ仏師としての心構えもたいへん素晴らしいお話でしたので、後ほど別記事として綴りたいと思います。

昨年2023年の十五夜は、久米島「兼城十五夜村あしび」の司会としてお招きいただき、久米島兼城にたいへんお世話になりました。
今年2024年の十五夜は、沖縄本島の八重瀬町志多伯の豊年祭を拝見させていただこうと思います。
楽しみです。
志多伯公民館をあとにした帰りの道中、志多伯で流れ星と一匹のホタルを目にしました。
流れ星を見たのはひさびさでした。
よき出会いよきご縁に感謝。
うまんちゅぬ あちゃー かふー うにげーそーいびーん。
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆
島風の記憶と希望 