取材後のそれから
2011年9月11日開催の「第6回なりやまあやぐまつり」に初挑戦
2011年6月10日、取材当時の私は「なりやまあやぐ」をまだ唄うことも三線を弾くこともできませんでした。
にも関わらず、なりやまあやぐまつり実行委員会の方々から「9月のなりやまあやぐまつりに是非参加して」とおっしゃっていただいたので、本番まで3ヶ月というのに、ノリと勢いに任せて参加を決意。
無謀な挑戦だとわかりつつ、撮影させていただいた「なりやまあやぐ」(映像)をお手本に独学の日々がはじまりました。「なりやまあやぐまつり」で唄うのは2番まで。なので、2番までだけ覚えて三線を弾きながら唄えるようにがんばりました。
2番には「す゜」という発音があります。
まぁ難しい。なんと発音すればよいのか・・・。
いまだに理解できず、うまく発音できません。いつか習得したいものです。
まつり当日は日中に予選会があり、予選を通過した約20名が夕方開催の本選のステージに立つことができました。
なんとか予選を通過! 夕方からの本選で唄わせていただきました。
インㇺギャーの海上に設営された特設ステージはとても幻想的。
ですが、ステージに上がってみるとライトが眩しくて、客席となっている砂浜はほとんど見えません。
このような民謡大会に参加するのは初めてでしたので、とにかくアガって、緊張でアタマが真っ白になりました。結果は当然ながら、箸にも棒にも掛かりません。
でも参加させていただいてよかったな。楽しい体験でした。いつかまたチャレンジしたいかも。

宮古民謡「なりやまあやぐ」の息継ぎは3回
このときはウタと三線を覚えるのに必死。
息継ぎまで意識できていませんでしたが、「なりやまあやぐ」の息継ぎ箇所は3回だけです。
宮古民謡「なりやまあやぐ」【息継ぎ箇所】
一、サーなりやまや【息継ぎ1】
なりてぃぬなりやま【息継ぎ2】
すぅみやまや すぅみてぃぬ すぅみやま イラユマーン【息継ぎ3】
サーヤーヌ すぅみてぃぬ すぅみやま
3節目がとても長くて、「イラユマーン」までうまく唄い切ることが難しい。
簡単なようで、難しい。奥の深いウタなんですね。
「第10回なりやまあやぐまつり」からは司会を
それから数年後の平成27年。
2015年10月10日開催「第10回なりやまあやぐまつり」から、黒澤秀男さん(FMみやこ)と安積美加(合同会社ジョートー)のふたりで、なりやまあやぐまつり本選の司会を務めさせていただいております。

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いまや宮古島を代表するイベントのひとつとなった「なりやまあやぐまつり」。
白い砂浜にやさしい波音。夜の帳が下りる頃に輝きを増すのは、砂浜から遊歩道、御願山(うがんやま)を象る1,000本あまりの手作り灯籠。
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三線にのせて自慢の声で「なりやまあやぐ」を披露していく唄者たちは、老若男女国籍問わず。宮古島のみならず沖縄県内各地、日本全国、ときには海外からも参加されています。
特設会場は唯一無二。ぜひ一度は体験していただきたいです。
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先人に感謝
文化は永遠であり
文化を愛する心も永遠である
未来永劫、後世に継承する
【出典】なりやまあやぐ調査委員会『なりやまあやぐ発祥の地 調査報告書』
うまんちゅぬ あちゃー かふー うにげーそーいびーん。
みなさまに琉球弧のすべての神々のご加護がありますように☆

島風の記憶と希望 
