第9回「でんさ節」西表島
日本の亜熱帯ジャングル ~ 西表島
八重山で一番大きな西表島は、鬱蒼としたジャングルのような緑深い山々が続き、沖縄の島々のなかでは少々異色を放った島。
島の実に約90%は亜熱帯の原生林ですから、他の島々と趣が違うのも無理はありません。
周囲約130km、面積は289.27k㎡と沖縄本島に次ぐ2番目に大きな西表島の人口は2,270人(2011年10月現在)。
西表島へは八重山の玄関口となる石垣島の石垣港から高速船で約40分。バケツリレー方式で、数名の人の手を介して積み込まれた生活物資と島人、観光客を乗せた高速船が向かう先は、西表島の北にある上原港、または島の南東に位置する大原港の2ヵ所の港です。
北風の強くなる季節は北側の上原港行きは欠航する日も多く、「島ちゃび(離島苦)」を実感する要素のひとつです。

しかし、ジャングルのような山間から一筋の白いひげのように流れ落ちる県下最大の落差55mの滝「ピナイサーラ」や、日本最大級とも称されるマングローブ林が広がる仲間川、全国的に知られる天然記念物の「イリオモテヤマネコ」をはじめ、豊かな大自然に恵まれた西表島のファンも数知れず。
青く美しい海だけでなく、ジャングルのような山も川も満喫できる西表島は、アウトドアで遊ぶには最高の島といえるでしょう。

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