500 - 辻&花城

辻廿日正月神事 道順(簡易版)

沖縄県那覇市辻で、旧暦1月20日に毎年斎行しております「辻廿日正月神事」の道順です。

来る日曜(2022年2月20日)の廿日正月神事のために。取り急ぎの簡易版を作ってみました。
ご参考までに。

■ 辻ムラヤー(村屋)
辻村はかつて、上村渠(ウィンダカリ)と前村渠(メーンダカリ)という2つの地域から構成されていました。

現在、ムラヤーに2つの守護神をお祀りしています。
 上村渠の守護・神獅子
 前村渠の守護・弥勒様
また、ムラヤーには、上村村渠のビンシーと前村渠のビンシー、2つのビンシーを保管しています。

辻廿日正月神事の道順は下記になります。※ムラヤーから出発し、ムラヤーに戻ってきます。

  1. 鏡寺(カガンヌウティラ) ※那覇市若狭
  2. 志良堂御嶽(シラドウウタキ)
  3. 祝女の井戸(ヌールガー)
  4. イシカブイ
  5. 軸(ジク)
  6. 辻御嶽 開祖の祠
  7. 辻開祖之墓
  8. 火の神(ヒヌカン)
  1. 鏡寺(カガンヌウティラ) 
    正式名称は「海蔵院」。かつては広大なお寺だったようです。こちらだけ若狭になります。
    辻開祖とされる3人の王女「マカトガニヌメー(真加登之前)」「ウミチルヌメー(思鶴之前)」「ウトゥダルヌメー(音樽之前)」のトートーメー(位牌)が祀られています。「ウサザカイヌアンマー」は3人のお世話をした侍女だと思われます。
     
    沖縄県那覇市若狭「海蔵院」(2021年3月2日撮影)

    「海蔵院」沖縄県那覇市若狭1-9-8 ※私邸の一室になっておりますのでご配慮をお願いいたします。

2. 志良堂御嶽(シラドウウタキ)
 いまではビルとビルの合間にひっそりと隠れるようにある御嶽です。
 かつては久米村が管理しており、唐への航海安全を祈念する御嶽でもありました。

続く
 

サイトがぜんぜん更新できてなくてごめんなさい。
このサイトのエディターに慣れていなくて。。。
すごく苦労してここまで綴りましたが。。。
仕事が忙しすぎたり、今日は神事の準備だったりと
今宵は力尽きました。

ゆくります。。。

2022年の辻廿日正月神事は
2022年2月20日(日)正午にムラヤー出発予定です。
(多少前後することもありますがご了承ください。)

では日曜に。

あさか みか|取材・撮影・執筆、司会、webサイト制作、文化芸能イベントの企画・運営。南西諸島の島々に伝わるウタや祭祀、歴史・文化、民俗的なモノ・コトがおもなフィールドワーク。DX事例紹介など、ビジネスIT系の取材も手掛けている。宮古島「なりやまあやぐまつり」を筆頭に地域に根ざした文化芸能祭事の司会としても活動中。沖縄県那覇市在住。合同会社ジョートー所属。

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